5月26日(月)27日(火)と東京で、
木造耐震診断資格者者講習及び木造住宅の耐震改修技術者講習会を受講してきました。
これは、耐震診断義務付け対象建築物の耐震診断を行うことができる耐震診断資格者を養成する国土交通大臣登録耐震診断資格者講習実施機関に登録された、日本建築防災協会が主催するものです。
わかりやすく言うと、既存の住宅を 稀に起こる大地震(阪神淡路大震災クラスの)揺れに
【倒壊しないか】を診断し、もし倒壊の恐れがある場合には、どのように耐震補強をすれば良いのかを2日に渡り学んできました。
建築基準法が改正される昭和56年以前の木造住宅は、現在新築される住宅の
半分程度かそれ以下の耐震性能しかないとの事、また 平成12年以前の住宅は全体の耐震性能はある程度確保されているものの、耐震壁の配置のバランスが悪い場合があり、安全のため耐震診断を受けた方が良いとの事でした。
日本建築防災協会のHPではインターネット上でもできる
「誰でもできる わが家の耐震診断」というコーナーがあります。
そのうえで、心配な場合には専門家に相談するのが良いでしょう。
最近では東日本大震災がありました。津波の被害が強く記憶に残っておりますが、地震による建物被害を忘れてはなりません。また阪神淡路大震災並みの強い揺れの地震が起こらないとは限りません。
住宅の耐震診断と耐震補強により、もしもの場合の被害者が 一人でも少なくなって欲しい、住宅建築に携わる者として、責任と義務感を感じました。
余談
今回の講習会の会場は、東京お台場の方の「東京ビックサイト」という所でした。
20数年前に東京に住んでおりましたが、変わりようにビックリしました! キレイに・オシャレに・近代的になってますねー
営業 澤口